辰巳雄大がベストセラー小説の舞台に意気込み 「2021年で一番面白い舞台に」

[ 2020年12月24日 15:19 ]

舞台「ぼくの名前はズッキーニ」で主人公・ズッキーニを演じる「ふぉ~ゆ~」辰巳雄大
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 ベストセラー小説「ぼくの名前はズッキーニ」(原作ジル・パリス)の世界初の舞台公演で主人公・ズッキーニ役を演じる「ふぉ~ゆ~」の辰巳雄大(34)が24日、大阪市内で会見。「自分の役者人生を変えるんじゃないかという作品。2021年で一番面白い舞台にしたい」と意気込みを語った。

 02年にフランスで出版されたベストセラー小説。アルコール依存症の母を事故で亡くした孤独な少年・ズッキーニが、引き取られた養護施設で仲間や大人たちと出会い、その交流の中で厳しい現実にも前向きに生きていこうとする姿が描かれている。その原作小説をもとに制作されたアニメ映画は16、17年にカンヌ国際映画祭やアカデミー賞・長編アニメ映画賞など、世界中の映画祭で賞を総なめ。日本でも18年に公開された。その舞台化は世界初。「世界で初めてというので、胸が躍りました。子どもを大人が演じることに意味があると思います。真っ直ぐ、素直に演じたい」と難しい役どころへの挑戦を楽しみにしていた。

 辰巳は福田悠太(34)とコンビ「つ~ゆ~」を結成し、昨年に続いて「M―1グランプリ2020」に挑戦したが、2回戦で敗退。「漫才の方が難しいですかね。負けっ放しじゃ悔しい。来年も出ます。あそこ(決勝)の場に立てるようなスキルを身につけた時には、演劇ももっと盛り上げられるだろうなと思います」と異なる舞台での活躍を誓った。

 他の出演者は川島海荷(26)、稲葉友(27)、平田満(67)ら。

 東京公演(2月28日~3月14日、よみうり大手町ホール)で19講演、、大阪公演(3月19~21日、クールジャパンパーク大阪TTホール)で4講演が開催される。

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2020年12月24日のニュース