YOSHIKI 6年連続紅白出場 LAから世界つなぐ歌のメッセージ、リモートで発信

[ 2020年12月24日 05:30 ]

YOSHIKI
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 X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が、大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30)に特別企画で出場することが23日、分かった。6年連続で、ソロを含め通算11回目の出場。自身とゆかりのある日米欧のアーティストたちが各国からリモートで歌いつなぐ企画を主導し、ピアノ演奏も務める。

 コロナ禍の紅白を象徴するリモート歌リレー。それも、世界をつなぐという紅白史上最も壮大な試みが、YOSHIKIを中心に繰り広げられる。

 関係者によると、会場のNHKホール(東京・渋谷)や局内のスタジオだけでなく、米国や欧州から複数のアーティストが参加する。歌いつなぐ曲はX JAPANの「ENDLESS RAIN」(89年)。ライブでは、決まってファンの合唱が起こる名バラードだ。

 番組関係者は「英語詞も多く、国内外のアーティストが歌うのにふさわしい曲。“コロナ禍で距離は離れていても、心はつながっている”というメッセージを発することで日本中に元気を与えたい」と企画意図を説明。YOSHIKIは拠点としている米ロサンゼルスのプライベートスタジオでピアノを演奏する。

 参加するのは、いずれもYOSHIKIとゆかりがあるアーティストだという。YOSHIKIの書き下ろし楽曲を歌っているジャニーズの6人組「SixTONES」や松田聖子(58)は紅白出場が決まっており、参加が有力視される。

 海外勢は、18年の紅白でYOSHIKIと共演した英歌手サラ・ブライトマン(60)や、昨年の紅白で共演した米バンド「KISS(キッス)」の可能性も。YOSHIKIは先月、番組企画「UNDER THE SKY」を発表しており、関わった米男性デュオ「ザ・チェインスモーカーズ」ら日米英独中のミュージシャンも候補になりそうだ。

 自身はコロナの感染拡大後、一度も帰国できず、夏恒例のディナーショーが中止となった。コロナに振り回された一年。だからこそ、状況を逆手に取った企画で盛り上げる。

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2020年12月24日のニュース