谷山浩子、乳がん公表「リラックスして前向きに」来年春ごろまでコンサート開催見送り

[ 2020年9月13日 05:30 ]

谷山浩子
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 シンガー・ソングライターの谷山浩子(64)が乳がんを患っていると12日、公表した。今月から治療を開始。療養のため、来年春ごろまでのコンサート開催を見送る。

 関係者によると、7月の中旬ごろに違和感を覚え、検査を受けたところ腫瘍が見つかったという。ステージは本人の意向で非公表。関係者は「現状は入院しておらず、通院治療と聞いている。執筆や創作活動は続けていく予定だ」とした。

 谷山は公式サイトにコメントを寄せ「来年の復帰を目指したいと思ってます。くよくよ悩むのも“がんばるぞ!”と力みすぎるのも、病気を治すのにはよくないと聞きました。だからリラックスして前向きに、治療に臨みます」とファンに呼びかけた。

 国立がん研究センターの最新統計では乳がんは9人に1人が罹患(りかん)するとされ、女性の中では最も多いがん。40代後半から60代後半の罹患率が高い。芸能界でも昨年以降、長山洋子(52)、太田裕美(65)らが闘病を公表している。医療ジャーナリストで医師の森田豊氏は「違和感から検査したということは、ある程度進んでいる可能性もある」と推測した。

 ◆谷山 浩子(たにやま・ひろこ)1956年(昭31)8月29日生まれ、神奈川県出身の64歳。72年に一度デビューしたあと、74年「第7回ヤマハポピュラーソングコンテスト」に入選し、75年に受賞曲「お早うございますの帽子屋さん」をリリース。77年「河のほとりに」で正式にプロとなる。代表曲はNHK「みんなのうた」で流された「恋するニワトリ」など。

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