「半沢直樹」南野陽子 賀来賢人の顔への書類投げ秘話「スケバン刑事」ヨーヨー以来?「本当に驚いた表情」

[ 2020年9月13日 18:50 ]

「感謝の恩返しスペシャル企画 朗読劇『半沢直樹』」トークショー。南野陽子(左から2人目)の謝罪を制止する賀来賢人(左から3人目)(C)TBS
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 俳優の堺雅人(46)が主演を務め、今夏ドラマの話題を独占しているTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)が初の朗読劇になった「感謝の恩返しスペシャル企画 朗読劇『半沢直樹』」は13日、東京・新国立劇場中劇場で2日目が行われ、閉幕した。

 12~13日の2日間、全4公演。4回目の13日夜公演は、主人公・半沢(堺)に倍返しされた大手IT企業「電脳雑技集団」の平山社長夫妻を演じた南野陽子(53)と土田英生(53)による「黒い二人の日記帳」、半沢の出向先・東京セントラル証券の部下・森山を演じた賀来賢人(31)と、森山の中学時代の親友で半沢に救われたIT業界の雄「スパイラル」社長・瀬名を演じた尾上松也(35)による「初恋の味」、朗読劇2本を上演。

 「黒い二人の日記帳」は、南野が賀来の顔に書類を投げつけた第4話のシーンを伏線に使う展開も。見栄っ張りな2人が離婚後に再会した姿を描く。

 「初恋の味」には、声優の沢城みゆきが森山の初恋の相手役でゲスト出演。声優の大塚明夫が声の出演をした。

 朗読劇の後にはトークショーも行われた。

 観客から最も集中した質問は、朗読劇の演出に使われると場内に笑いが巻き起こった、南野が賀来の顔に書類を投げつけた第4話のシーン。謝る南野に、賀来は「そんな、謝らないでください」とし「凄いシーンですね、改めてリピートされて見ると。テストではね、むしろ当たらなかったんですよ。紙の重さもありますし、全然当たらなくて、監督も僕の胸あたりに当ててくれ、と。なかなか当たらないから、何テイクか覚悟していたんですが、本番よーいスタートで、いきなり顔に何かがドーンと当たって(笑)。全く意識していなかったので、本当にビックリした表情がオンエアで流れました」と明かし、笑いを誘った。

 「あそこまでクリーンヒットすると、痛くないんですよ」と続けたが、南野は「顔に行った瞬間、(頬が紙で)切れると思うぐらい怖かったです。『バッチリでしたね。痛くないです』と言っていただいて、本当にすみません」と回想。賀来は「きれいに顔に当たったのは1回だけ?というか、1回しかやらなかったですもんね」と本番は一発OKだったと明かし、南野は「私、デビューの頃から、いろいろよく投げていたので。凄く久しぶりだったので。ごめんね」と「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」(1985~86年)のヨーヨーを投げる身ぶり。客席から大きな拍手を浴びた。

 今夜13日は、新型コロナウイルスの影響により当初予定の先週6日から急きょ延期となった第8話が放送される。

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