【今夜9月13日の半沢直樹】第8話 半沢“衝撃の過去”に行き着き…黒崎も箕部を追う!大和田と再共闘?

[ 2020年9月13日 08:00 ]

日曜劇場「半沢直樹」第8話。半沢(堺雅人)に何かをささやく?黒崎(片岡愛之助)(C)TBS
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 俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)は13日、新型コロナウイルスの影響により当初予定の先週6日から急きょ延期となった第8話が放送される。

 半沢(堺)は開発投資銀行の“鉄の女”谷川(西田尚美)と共闘し、債権放棄を断固拒否。政府に一矢報いる。しかし、これが箕部幹事長(柄本明)の怒りを買い、中野渡頭取(北大路欣也)が参考人招致されるという危機に立たされる。

 その折、「タスクフォースの再建草案」の中身を知った半沢は、赤字路線の羽田・伊勢志摩路線が撤退リストから外されていることに気づく。伊勢志摩は、他ならぬ箕部の選挙地盤。建設に尽力した彼の功績を讃え、地元からは「箕部空港」とも呼ばれている。

 すべてのカギを握るのは箕部だと確信し、その不正を探る半沢は“ある衝撃の過去”に行き着く。同じ頃、金融庁の検査官・黒崎(片岡愛之助)もまた、箕部を追っていて…。そして、切り札となる証拠を手に入れるためには、宿敵・大和田(香川照之)の協力が不可欠だった――。

 当初は4月19日に始まる予定だったが、新型コロナウイルスの影響による撮影中断を挟み、3カ月遅れの幕開けとなった。

 2013年7月期に放送された前作は、ベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成民放ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 7年ぶりの続編となる今作も同じく池井戸氏の小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。脚本・丑尾健太郎氏ほか、演出・福澤克雄氏ほか。半沢は大和田常務(香川照之)の不正を暴き“倍返し”したものの、子会社・東京セントラル証券へ出向。IT業界の雄・スパイラルの買収をめぐり、親会社・東京中央銀行との全面戦争に突入した。半沢は大手IT企業・電脳雑伎集団の粉飾を突き止め、銀行の証券営業部長・伊佐山(市川猿之助)らに“倍返し”。銀行本店に返り咲いた。それも束の間、今度は破綻寸前の巨大航空会社・帝国航空の経営再建を任され、国家権力という巨大な敵と闘うことになる。

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