古舘伊知郎が感謝する、徳光アナからの苦言とは…「それが今でも忘れられない」

[ 2020年8月22日 22:01 ]

徳光和夫
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 フリーアナウンサーの徳光和夫(79)が22日放送の読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」(日曜後4・30)に出演、元祖バラエティーアナとしての半生を振り返った。

 徳光アナは“ミスタージャイアンツ”長嶋茂雄さん(現・巨人終身名誉監督)の大ファンで巨人戦を実況中継したいとの一心でアナウンサーを目指したが、入社まもなく担当を命じられたのはプロレス中継だった。当時は敵役の外国人レスラーの情報がほとんどなく、わずかに小耳にはさんだ情報を面白おかしく脚色してお茶の間に届けたといい、「これで作り話がうまくなり、アドリブもできるようになった」と明かした。「全国2500万人のプロレスファンのみなさま…」という名実況も生みだした。

 伝説のバラエティー番組「うわさのチャンネル」では、覆面レスラーのザ・デストロイヤーさんに必殺四の字固めをかけられ、苦悶の表情を浮かべつつも、絶対にマイクを離さないアナウンサー魂を見せつけ、一躍ブレーク。その後、38歳で「ズームイン朝」の初代キャスターに抜擢され、48歳でフリーに転身した。

 徳光はフリー転身後の生活について「収入が驚くほど増えましたね。ベンツ買ってもお金があまる。視力が衰えてきたので、フロントガラスに度を入れようかと思ったほど」とジョーク交じりに振り返った。

 一方、徳光ゆかりの後輩アナたちがエピソードトークを展開した。入社したテレビ局は違ったが、徳光の14年後輩にあたる古舘伊知郎アナ(65)はVTRで登場し、徳光のプロレス中継にあこがれてアナウンサーを目指したと打ち明けた。

 古舘は、先輩を「スポーツ中継は正統的にうまい、芸能も抜群にうまい。銀行の合併みたいに“和夫”と“徳光”をM&Aしたみたいなものですよ。鬼に金棒です」と絶賛した。これを聞いた徳光は「うまいこと言うね。さすが(元)プロレスアナ、全部作り話だって」と照れ笑いを浮かべた。

 古舘は、徳光からの「忘れられない言葉」も明かした。2001年、「世界水泳」の実況をテレビ朝日から依頼された古舘は「けっこう久しぶりのスポーツ実況だったので気合入れて、まあ、うるさくしゃべりました」。

 その直後、徳光に呼び出されたという。二人きりになると、徳光から「自分の成功パターンに酔いしれるな。先輩として言わせてもらうよ。かつてプロレスやF1(中継)でつくった実況パターンを自己模倣するな。そこにあぐらをかくと、成長しないぞ」と戒められたという。

 古舘は「本当にありがたかった。自分の経験パターンの上でずっとしゃべっていたことを聞きとがめて忠告してくれた。それが今でも忘れられない」と振り返った。

 徳光は、このエピソードを「よく覚えていない」としたが、後輩が日本を代表する名物アナに成長したことについては「心からうれしい」と自分のことのように喜んでいた。

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