“BKB”バイク川崎バイク 作家デビュー作いきなり重版決定!吉本ばなな氏が帯紙に推薦文

[ 2020年8月22日 06:15 ]

作家デビュー作となるショートショート集「電話をしてるふり」発売記念オンラインイベントを行ったバイク川崎バイク(右)とゲスト出演した同期の「しずる」村上純
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 「BKB」の呼び名で知られるお笑い芸人のバイク川崎バイク(40)が21日、作家デビュー作の著書「電話をしてるふり」の発売記念オンラインイベントを行った。

 作家の吉本ばなな氏(56)が本の帯紙に「彼はいつも少しだけ哀(かな)しい、別の世界を見ているんだね」と推薦文を寄せるなど質が高く、アマゾンの売れ筋ランキングで1位を記録。発売1週間で初版の部数を超える重版が決まるなど大きな反響を呼んでいる。

 全てのことを「B」「K」「B」で始まる3つの言葉で表現したあと絶叫する、軽めのキャラとは異なる顔。「4年前から“ブック川崎ブックを出したい”と言っていて、夢がかなった。なめられがちな芸風とは違い、文筆家として後悔はさせない」と、新たな才能発揮に意欲を見せた。

 著書は1作品が数ページで完結するごく短い小説「ショートショート」に特化。新型コロナウイルス感染拡大による自粛中に毎日ネットに公開した50編を収録する。内容は恋愛からミステリー、ブラックユーモアまで多岐にわたる。芸人ならではの予測もつかないオチが魅力だが、読者の先入観を利用して誤解を誘う「叙述トリック」など高等技術も用いる。

 ツイッターで公開した後「BKBの小説が凄い」と評判に。エハラマサヒロ(38)ら芸人仲間にとどまらず、AKB48の峯岸みなみ(27)ら著名人にも拡大しスピード書籍化が決まった。

 「芸人から作家」と言えば、2015年に芥川賞を受賞した「ピース」又吉直樹(40)がいる。BKBは「又吉さんに並ぶと言うのはおこがましいけど、ショートショートといえばBKBと言われたい」と自信。さらに「ショートショートの神様」と呼ばれる作家の故星新一氏の名を挙げ「星新一の次はBKBといわれるくらいになりたい」と大きな目標を掲げた。

 ≪意外と多い?芸能人作家≫芸人では、爆笑問題・太田光(55)が短編集「マボロシの鳥」など数多くの著作を出版。オードリー若林正恭(41)は「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」で斎藤茂太賞を受賞した。ジャニーズでは、「NEWS」の加藤シゲアキ(33)が作家として活躍。著書「ピンクとグレー」は映画化された。押切もえ(40)は「永遠とは違う一日」が山本周五郎賞にノミネートされた。

 ◆バイク川崎バイク(ばいくかわさきばいく)本名川崎史貴(かわさき・ふみたか)。1979年(昭54)12月17日生まれ、兵庫県出身の40歳。美容師を3年務めた後、03年に友人と吉本興業の養成所「NSC大阪」入学。コンビ解散を繰り返し07年からピン芸人に。14年に「R―1ぐらんぷり」決勝進出。「BKB」ネタのほかにも、単独ライブなどではコントも披露する。

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