藤井棋聖、なるか最年少2冠&八段 木村王位との王位戦第4局2日目スタート

[ 2020年8月20日 09:12 ]

第61期王位戦7番勝負第4局2日目。木村一基王位(左)と藤井聡太棋聖(提供・日本将棋連盟)
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 木村一基王位(47)に藤井聡太棋聖(18)が挑む第61期王位戦7番勝負第4局2日目が20日、福岡市の大濠公園能楽堂で午前9時に始まった。

 3連勝で2冠目に王手をかけている藤井が午前8時44分、1日目に続いて先に対局場に入り、関係者らに向けて一礼。出されたおしぼりで丁寧に手を拭きながら時間を待った。一方の木村は6分後に入室した。

 先月19日に18歳の誕生日を迎えたばかり。勝てば羽生善治九段が持つ最年少2冠(21歳11カ月)、さらに昇段規定にのっとって加藤一二三・九段(80)が保持している最年少八段(18歳3カ月)の数字もともに上回る。

 持ち時間各8時間のうち、1日目の終わった時点での残り時間は木村が4時間14分、藤井が3時間53分。本日中の終局が見込まれている。

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