堀井雄二氏 「ドラクエ」アプリに届いた反応に喜び「散歩楽しくなった」「歩くようになって3キロやせた」

[ 2020年8月20日 17:55 ]

「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/第25回AMDアワード」授賞式に出席した、ゲームデザイナー堀井雄二氏
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 人気ゲームソフト「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親でゲームデザイナーの堀井雄二氏(66)が20日、都内で行われた2019年度の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/第25回AMDアワード」授賞式に出席した。

 昨年9月にリリースされたスマートフォンアプリ「ドラゴンクエストウォーク」が、サービス開始から2カ月で1000万ダウンロードの大ヒットを記録。その功績から優秀賞を受賞した。

 「ドラゴンクエストで位置情報を利用したゲームができないか?」というアイデアから生まれたゲーム。作品の制作総監督を務めた堀井氏は「去年9月にリリースしたとたんに、本当に多くの方に遊んでもらえて、『散歩が楽しくなった』とか、『歩くようになって3キロやせた』とか、ダイエットにもいろいろ使えて」と、自身に届いた喜びの声を紹介した。新型コロナウイルス感染拡大で、外出がしにくい期間にも新たな仕様を導入して対応したという。

 アプリはまもなく1周年。堀井氏は「9月で2年目に突入しますけど、いろんな楽しい企画や仕様を入れて、ますます喜んでもらえたらと思います」と、今後の進化を約束した。

 「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/AMDアワード」は、デジタルメディア協会(AMD)がデジタルメディア業界の発展を目指し、優れたコンテンツや制作者を表彰するもので、今回が25回目。大賞/総務大臣賞は、NHKなどが制作した「AI美空ひばり」が受賞した。

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2020年8月20日のニュース