氷川きよし 明治座再開作品が主演舞台の重圧「奇跡的に1カ月の公演を終えられたらいいな」

[ 2020年8月20日 19:23 ]

「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/第25回AMDアワード」授賞式に出席し、AMD理事長賞を受賞した氷川きよし
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 歌手・氷川きよし(42)が20日、都内で行われた2019年度の「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/第25回AMDアワード」授賞式に出席し、式後の囲み取材では28日に開演する特別公演「限界突破の七変化 恋之介旅日記」(東京・明治座)への意気込みを語った。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、明治座では約半年間、公演が行われておらず、再開最初の作品が自身の主演舞台となる。「明治座さんもコロナで半年、公演できなかったので、やってなくて第1回目が氷川きよしの公演。やらなきゃ始まらないですし、最善の対応をしてやるということになって」と、責任の重さを実感していた。

 現在は立ち稽古に入っている。全員がマスクとフェースシールドを着用して臨んでおり、「呼吸が大変で。立ち回りとか動いたりするので」と、苦労を明かした。外食も控え、PCR検査も受けて陰性だったという。「奇跡的に1カ月の公演を終えられたらいいなと思うし、お芝居と歌のショーを見て、励みになればいいな」と願うように話していた。

 ステイホーム期間中について聞かれると、「毎日ご飯を作って、朝から晩まで。大変でしたし、コンサートはできないし、みんな大変だったと思う」と振り返った。ようやくステージに立てる喜びに、「公演できてなかったので、ありがたい。泣いちゃうかもしれない」と感情の高ぶりを打ち明けていた。

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