桑田佳祐、サラリーマン役でCM登場　「金目鯛の煮つけ」に悪戦苦闘

SOMPOホールディングスのCMに出演する桑田佳祐
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　サザンオールスターズの桑田佳祐（64）が、SOMPOホールディングスのCM「腕まくり」編に出演する。2月に同社とパートナー契約を結んだ桑田が、CMソングも書き下ろした。20日からオンエア。

　「今日という日を楽しむために。」をコンセプトに、家族を思い合うかけがえのない日常を描いたCM。変化の激しい時代の中でも、安心・安全・健康のテーマパーク実現に向け、人々の人生に寄り添い、支えていきたいというSOMPOグループの企業姿勢を伝えるべく制作された。

　サラリーマン役の桑田が、帰宅が遅くなる奥さんに手料理を振る舞う内容。花柄のエプロン姿で台所に立ち、悪戦苦闘しながら金目鯛（だい）の煮つけを作り上げる。おいしそうに食べる奥さんの表情を見て、今日という日の大切さを改めて実感する。お茶の入った湯飲みと間違えてしょう油さしを手に取ってしまうオチのついた、ユニークなストーリーだ。

　桑田は企画段階から参加。テーマとなる「金目鯛の煮つけ」は、「ささやかな楽しみの象徴」として桑田が提案したものだ。今月上旬に行われた撮影では、アドリブも披露した。また、CMに登場する鮮魚店などのセットのリアルさに驚き、「こんな素晴らしいセットだと身が入るね」と絶賛していた。

　CMソングのタイトルも「金目鯛の煮つけ」。コロナ禍で厳しい環境にある現在でも、何気ない日常やささやかな幸せに感謝しながら、どんな時も笑顔で生きていきたいという桑田のメッセージが込められた一曲だ。CMはYouTubeなどでも公開される。