膝蓋骨骨折のLiLiCo、松葉杖で登場 けがは「痛い」も“舌好調”

[ 2020年8月20日 19:17 ]

映画「ソニア ナチスの女スパイ」公開記念トークイベントに出席したLiLiCo
Photo By スポニチ

 雨で滑って転倒し、膝蓋(がい)骨骨折で手術を受けたタレントのLiLiCo(49)が20日、都内で行われた映画「ソニア ナチスの女スパイ」(9月11日公開、監督イェンス・ヨンソン)の公開トークイベントに松葉杖姿で登場した。

 一歩ずつゆっくりと前に進み、おぼつかない動きで指定されたイスに座ると「よいしょ、すいません」と苦笑い。けがの具合は「ダメですね、痛いです」と笑いながら答えつつも、「でも仕事が好きでこの映画の魅力もお話ししたいので、先生に『早く出してくれ』とお願いして早々に一昨日くらいから動き回っています」と仕事復帰を報告した。

 LiLiCoは膝蓋骨骨折で手術する2日前、声帯手術も受けており声が出ない状態で買い物に出かけて雨に濡れた道で転倒し、ケガを負った。「人の助けを呼ぶことも出来ないし、あの瞬間は首から下までピリピリしびれちゃって、最悪の覚悟もした」と転倒時を振り返った。通りかかった女性に助けを求めたが、声が出ないため「全部ジェスチャー」で意思疎通を図った。LiLiCoは「ホワイトボートを持っていたけど、雨で全部にじんでしまった。携帯の待ち受け画面が私と主人(「純烈」の小田井涼平)だったので、画面を見せて『これ私!』と伝えた」という。また、男性3人がかりで担架に運ばれた際に全員から「重い」と言われたことを明かし、「確かにコロナ太りしたけど、大きな声で言う必要なかった!」と嘆いていた。

 イベントには国際ジャーナリストの山田敏弘氏(45)も同席しており、LiLiCoは「若い。先生っていうからどこのおじさんが来ると思ったらすごいイケメン!この30分で膝もよくなって歩いて帰れますよ」と松葉杖をついていたものの、“舌好調”。会場の笑いを何度も誘って盛り上げた。第2次世界大戦中、スパイとしてナチスに潜入した実在の女優、ソニア・ヴィーゲットを描く。LiLiCoは「芸術の秋、映画の秋。この映画に浸ってほしい」とアピールした。

続きを表示

この記事のフォト

2020年8月20日のニュース