高田文夫 コロナ禍こそ「チャンス」のエンタメ界 現状にぼやきも「ものをつくらなきゃ」

[ 2020年4月20日 14:45 ]

放送作家の高田文夫氏
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 放送作家の高田文夫氏(71)が20日、自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」(月~金曜前11・30)に出演。新型コロナウィルス感染拡大防止のため、外出自粛を要請されている現状をふまえ「テレビやラジオのチャンス」と持論を展開した。

 高田氏は「YouTubeやネットだって若い人がいっちゃったのが、テレビを見出したから全体的に数字が上がってるんだよ。ラジオもみんな聴き出したから」と分析。「いまこそ、おもしろいものを流さなきゃいけないんだよ。テレビ屋の腕の見せ所なんだよ、実は」と奮起を促した。

 しかし、「テレビが肝心なところでさ、(番組が)制作できないわけ」と局内での感染が拡大し番組収録ができない現状についても語り、「せっかく見てもらえるチャンスなのに、再放送再放送で悔しい」と嘆き、「半沢直樹いつ始まるんだよ!」「倍返してくれよ本当に!」と冗談交じりにぼやいた。

 そのうえで「今の時代、ものをつくらなきゃだめだよ。他人の文句ばかり言って、揚げ足をとってもしょうがない。楽しいことを考えてつくる。クリエイティブだよ」と語った。

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2020年4月20日のニュース