岡田晴恵教授 夫婦で陽性反応の赤江珠緒アナの育児に「苦渋の決断で頑張っておられるだろうな」

[ 2020年4月20日 16:40 ]

赤江珠緒アナウンサー
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 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が20日、TBS「Nスタ」(月~金曜後3・49)で、新型コロナウイルス感染を公表したフリーの赤江珠緒アナウンサー(45)のケースについてコメント。テレビ朝日「報道ステーション」のディレクターを務める夫とともにPCR検査で陽性反応だったことで、陰性だった2歳8カ月の長女への対応が心配される中、「今お辛いでしょうけど、苦渋の決断で頑張っておられるだろうなと思います」と気遣った。

 赤江アナは、感染が判明する前から「親が共倒れになった場合、子供の面倒は誰が見るのか」と不安を漏らしていた。

 こうした悩みについて岡田教授は、対応してくれる自治体が「実際には無いというところがほとんど」だと現状を不安視。

 「40度近い熱の上がり下がりだけでは厚労省的には軽症だから入院とはならない」ため自宅で様子を見ることになるといい、「だから私個人としては、お母さんが大丈夫かな、(容体が)急変したりすることはないだろうかなと心配になります」と、発熱しても子育てに追われる妻の立場をおもんぱかった。

 夫妻ともに陽性でも子供を「祖父母に預けることはハイリスク」と指摘。「従妹のお宅へと(連れて)いったらウイルス拡散する可能性がある」と、こちらもすすめなかった。

 井上貴博アナウンサー(35)は「今、一つできることは、子供がいらっしゃるご家庭の皆さんは特に、自分が住んでいる自治体に早め早めに相談してみる。どういったことが、その時にとり得る方策として考えられるのか。その選択肢を是非広げておいて頂きたいなと感じます」と提案。東京都品川区の児童相談所は保護者や保健所などと協議のうえ、0~18歳の受け入れも可能とする一例も紹介した。

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