ユニバーサル・ピクチャーズ 吹き替え版“ドリトル”声を演じた藤原啓治さん追悼

[ 2020年4月20日 14:20 ]

藤原啓治さん
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 映画「ドクター・ドリトル」(近日公開)の製作したユニバーサル・ピクチャーズは20日、同作の公式ツイッターで、日本語吹き替え版で声優を務める声優の藤原啓治さん(享年55)を追悼した。

 同社は「ユニバーサル・ピクチャーズは、偉大な藤原さんの訃報を知り、悲しみに包まれています。『ドクター・ドリトル』でご一緒でき、藤原さんが手がけた輝かしい映画作品の数々の一つとなれたことを、とても光栄に思います」とし「藤原さんのご家族、ご友人、そして世界中のファンの皆様に、心よりお悔やみ申し上げます」と悼んだ。

 児童文学を原作として同作は、米俳優のロバート・ダウニーJr.(54)が主演。藤原さんは日本語吹き替え版で主人公のジョン・ドリトルの声を務めている。

 同作は当初3月20日に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で公開日を延期となっている。

 藤原さんは今月12日、がんのため死去。16日、藤原さんが代表取締役を務める所属事務所が発表した。2016年8月に病気療養に入り、17年6月に復帰を発表していた。

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