杉村太蔵 国民一律10万円給付に「生活支援策としても景気支援策としても大反対」

[ 2020年4月19日 10:42 ]

元衆議院議員でタレントの杉村太蔵
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 元衆議院でタレントの杉村太蔵(40)が19日、TBS系「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。安倍晋三首相が新型コロナウイルス対策として、減収世帯に限った30万円給付をは取り下げ、所得制限を設けず、国民1人当たり10万円の現金を一律給付する形に方針転換したことに言及した。

 杉村は「生活支援策としても景気支援策としても大反対です」とキッパリ。「例えば、私はこうしてテレビで使っていただいている。生活に影響ありません。うちは家族5人ですから、杉村太蔵に50万円。一方、派遣切りにあった、収入を半分以下になってしまった、そういった派遣の方はなかなか結婚できない、一人暮らしの方は多い。そういう方は10万円なんです」と例を挙げ、「国民全員に配るというのは公平なようで、強烈な格差を生み出すことになる。これを私たちは定額給付金で学んだはず」と訴えた。

 さらに「景気回復策でも、富裕層もこれだけ赤字国債、12兆円あったら将来増税されるってわかる。そうすると、富裕層の皆さんも将来、必ず増税があるから、今、お金は使わないでしょうと働く。景気回復策としても間違っている」と力を込めた。

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2020年4月19日のニュース