夫に続き…赤江アナ コロナ陽性 2歳の娘は陰性も「両親共倒れ」の不安現実に

[ 2020年4月19日 05:30 ]

夫に続いて新型コロナウイルスに感染したことを公表したフリーアナウンサーの赤江珠緒

 フリーアナウンサーの赤江珠緒(45)が18日、新型コロナウイルスに感染したことを公表した。夫でテレビ朝日「報道ステーション」の40代スタッフの感染が15日に判明していた。一方で、2歳8カ月の愛娘は陰性。現在は自宅で療養中だが、3人家族の赤江としては夫婦が感染した場合に「誰が子供の面倒を見るのか」と懸念を示していた。

 赤江は18日、パーソナリティーを務める「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)を放送するTBSラジオを通じて新型コロナ感染を発表した。同局の公式サイトに「PCR検査結果が出ましたので、ご報告いたします。赤江珠緒本人は新型コロナウイルス“陽性”。娘は“陰性”でした」と本人による文書が掲載された。

 発症は15日。夫の感染が「報道ステーション」で発表されたのが同日で、翌16日に赤江が「たまむすび」にコメントを寄せ、夫の感染を改めて自身の言葉で公表していた。

 赤江が同番組に通常通りスタジオ出演したのは9日が最後。放送のない金、土、日曜を挟み、週明けの13日は電話で生出演。「夫の職場で陽性反応が出て、週末に夫も体調を崩した。私たちも怪しい状況なので、家全体で社会生活を止めた方がいいという判断になった」と明かしていた。夫と同じ職場の報ステの富川悠太アナウンサー(43)は11日に陽性が判明し、12日に感染が発表されている。TBSラジオによると、赤江の番組共演者や制作スタッフに濃厚接触者はいないという。

 赤江が恐れていたことが現実となった。夫婦が陽性で、2歳8カ月の娘だけが陰性。16日に「たまむすび」に寄せたコメントで、感染者を家族に持つ身として気付いたことを6項目挙げ、そのうちの1つが「親が共倒れになった場合の子供の面倒は誰がみるのか?」という懸念だった。

 この日の文書では「今のところ自宅で療養中です」とした。しかし、あくまで「今のところ」。夫婦ともに入院となる可能性もあるだけに、幼子を持つ親として今後も大きな不安がつきまといそうだ。

 13日には「何の症状もない。変わらず元気に、のんきにやっている」と明かしていた赤江。文書に自身の体調に関する記載はなかったが「回復してラジオに復帰しましたら、私どもの体験をお話しできたらと思っております」と前向きにつづった。

 ◆赤江 珠緒(あかえ・たまお)1975年(昭50)1月9日生まれ、兵庫県出身の45歳。神戸女学院大卒。97年に朝日放送に入社。03年に東京支社に転勤し、テレビ朝日「スーパーモーニング」の司会を担当。07年にフリーに転身し、11年から同局「モーニングバード!」で羽鳥慎一と総合司会に。「たまむすび」は12年にスタート。08年に3歳年上の夫と結婚。17年7月に第1子女児が誕生。血液型B。

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