レディー・ガガら医療現場応援 コロナ制圧へ、音楽を力に ネットで世界つなぐ

[ 2020年4月19日 17:14 ]

レディー・ガガ(AP)
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 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルスとの闘いで結束を呼び掛け、医療従事者らを応援する世界的な音楽イベントが18日(日本時間19日)、米3大ネットワークや動画投稿サイト「ユーチューブ」、交流サイト「フェイスブック」などで同時放映された。米女性歌手レディー・ガガや、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョンら多くの人気ミュージシャンが自宅などから映像で出演、歌と演奏を披露した。

 イベントは「一つの世界―家で一緒に」と題され、企画を手掛けたガガは「今この時も身を危険にさらしている医療従事者の皆さんのことを思っています」と感謝の意を表明。各地で外出禁止などの規制が続く中、出演者らは、感染拡大を抑止するため自宅などにとどまるよう世界各国の人々に訴え掛けた。

 ローリング・ストーンズやスティービー・ワンダー、テイラー・スウィフト、ビリー・アイリッシュらも参加。グテレス国連事務総長やブッシュ元米大統領のローラ夫人、オバマ前大統領のミシェル夫人、サッカー元イングランド代表主将のベッカム氏らも出演し、メッセージを寄せた。イベントは貧困撲滅などを目指す世界的な組織「グローバル・シチズン」が呼び掛けた。

 ガガは6日、世界保健機関(WHO、本部ジュネーブ)の記者会見に参加してイベントの開催を発表した。WHOは、医療現場で使うマスクや手袋の調達、研究機能の強化などを支援するため、基金への寄付を呼び掛けている。(共同)

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2020年4月19日のニュース