おぎやはぎ小木、志村けんさん訃報で驚き 手話表現は「アイーン。これで『志村けん』」

[ 2020年4月3日 12:59 ]

「おぎやはぎ」(左から)小木博明、矢作兼
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 お笑いコンビ・おぎやはぎが2日深夜に放送されたTBSラジオ「JUNK おぎやはぎのメガネびいき」で、先月29日に新型コロナウイルス感染による肺炎で死去したタレント志村けんさん(享年70歳)がお笑い界に残した功績や、志村さんとの思い出を語り合った。

 矢作は1日にフジテレビ系で放送された「志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう」を鑑賞していたという。バカ殿様や変なおじさんなど、ボケ倒すイメージが強い志村さんだが、「志村さんって、バカ殿とかボケのイメージがあったけど、実はツッコミもすげえという。志村さん、ツッコミ、キレあるんだよな~。あらためて思ったね。本当にすごい人って、ボケとツッコミが両方できる」と感じたという。

 志村さんは言葉ではなく、その姿や表現方法などで、老若男女や国籍も関係なく笑いを届けた。矢作が「外国の人が日本語も分からなくてテレビを付けて、何を言ってるか分からないけど、おもしろいんでしょう?すごいよな」と感心すると、小木はNHKの手話ニュースで流された志村さんの訃報について言及。「手話の方が志村さんを表現したの(ジェスチャー)が、これだからね。アイーン。これで『志村けん』。すごくない?」と話し、「その時にあらためてすごい人だったんだなって思いますよ」と続けた。

 矢作は志村さんとのプライベートの思い出も語った。以前、東京・麻布十番の飲食店で志村さんとばったり会ったことがあるという。「志村さんといえばって麻布十番のイメージでしょう? 本当にいるのよ。この店おいしそうだなって思って入ったら…カウンターにいるの、志村さんが。いつも誰だか分からないお姉ちゃんを連れて。絶対お姉ちゃん連れてるからね。モテるから。『たまには東京の芸人で飲もうぜ』って言って、『この焼酎、うまいぜ』って席まで持って来てくれるんだよ。自分のやつを『飲め飲め』って」。お笑いの大先輩からのおもてなしエピソードを振り返りながら、「本当、悲しくなったな」とつぶやいた。

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2020年4月3日のニュース