吉永みち子氏 厚労省公式ツイッターに「責任ある発信を…」「何を信じていいか分からない」

[ 2020年3月6日 13:00 ]

吉永みち子さん
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 ノンフィクション作家の吉永みち子氏が6日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。厚生労働省が5日午前に公式ツイッターで「厚生労働省では感染症指定医療機関への医療用マスクの優先供給を行った」とツイートしたことに言及した。

 番組では、この感染症指定医療機関は全国に351あるとし、ベッド数は1758床だと説明。番組独自で5日に感染症指定医療機関にマスク事情を取材したところ、北海道のある感染症指定医療機関は「国から事前に通知があり一昨日に1万枚納入された。1日3000枚使うので十分ではないがありがたい」と回答したが、神奈川県のある感染症指定医療機関は「国からマスクを届いていない、今日明日困るわけではないが長くはもたない」、北陸地方のある感染症指定医療機関は「県に備蓄を出せないか依頼した。今週2万枚受け取ったが10日しかもたない」、東海地方のある感染症指定医療機関は「今のところ優先されている感じはしない。今後支給するという通知もない」と回答した、と伝えた。

 番組で、供給されている所はあるものの、供給されていない所もあることという矛盾を厚労省に聞いたところ、担当者は「『マスクの優先供給を行った』については言い過ぎた表現。『行っている』『開始した』が正しい」とし、公式ツイッターの「都道府県の備蓄用マスクの活用や日本医師会や日本歯科医師会のルートを活用した優先配布の仕組みをお知らせしています」というツイートについては、「訂正したい。そんなことは国会でも言っていない」とし、ツイートの趣旨を聞くと「日本医師会、日本歯科医師会に協力してもらってマスク配布の仕組みを医療関係者に広く知ってもらいたいというつもりで書いた」と回答したという。

 吉永氏は「私はずっと医療機関に優先的に配布してくれているから、市場に回ってこないのであってこれが向こうが全部届いたらわれわれの方も来るんだとずっと待ってたわけですよ。そうしたらどうも行ってないって。じゃあどこ行っちゃったんだよって話ですね。そこに持ってきて今回の日本語の使い方っていうのは、日本語能力がないというのとは違う意味合いで使われているんだろうというふうに思うんですけど。厚生労働省の名前で出しているツイッターなんでしょ。それは責任ある発信をしなければいけないというふうに思う」と指摘。そして「結局こういうふうに、すぐに訂正します、実は違ってましたってことになると本来なら厚生労働省っていうのはこういう状況では安心を与える大きな役割があるとは思うんですが、こういうことで信用されなくなる。われわれ国民の側からすると何を信じていいか分からないっていう状況で非常にいつまでも不安を抱えながらこの状況に耐えなきゃいけない。これね、単に日本語能力の問題ではなくて非常に罪深いツイッターだと思いますね」と強調した。

 厚労省は公式ツイッターで6日正午前に「厚生労働省では、2月25日、厚生労働省の指示の下、メーカーと卸業者が協力して、医療機関の必要度に応じて、一定量の医療用マスクを優先的に供給する仕組みを作りました。2月28日にサージカルマスク約41万枚を14自治体、サージカルマスク約18・8万枚を68感染症指定医療機関に対して、まずは優先供給を行ったところです。3月4日午前8時からの『羽鳥慎一モーニングショー』の出演者から、『医療機関に配らなくてはだめ』とのコメントを受け、3月5日に、既に厚生労働省は医療機関に優先供給をする方針を自治体や医師会に明確にしていたので、この事実関係をお知らせしたところです。最終的に全ての医療機関に十分なマスクが届くことが必要であり、引き続き、マスクの増産や全ての医療機関を対象とした優先供給を進めてまいります」とツイートした。

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