感染予防徹底し週明けから実施する公演も 宝塚歌劇団、ミュージカル「アナスタシア」

[ 2020年3月6日 21:58 ]

 新型コロナウイルス感染拡大予防のため公演中止・延期が相次ぐ中、感染予防に取り組んだうえで週明けからの公演を再開・実施するイベントも出てきた。

 宝塚歌劇団は6日、今月8日までの公演中止期間中に劇場内の客席、トイレ、ロビーの手すりや扉などを中心とした重点消毒を行うほか、感染予防に取り組んだうえで、9日から公演を実施すると発表。

 来場者には感染予防および拡散防止のため理解と協力を求め、37・5度以上の発熱やせきなど風邪の症状がある場合や中国および韓国全土、イラン・コム州、テヘラン州及びギーラーン州から日本へ入国後14日間経過していない場合なども観劇を控えるよう呼び掛けている。

 ミュージカル「アナスタシア」は公式サイトで「3月8日(日)までの公演中止期間中に上演劇場の館内全体の消毒を実施したほか、下記の感染症予防の取り組みを実施したうえで、3月9日(月)以降の公演を実施させていただきます」と告知した。

 また、劇団四季は公式サイトで、15日までの公演を中止するとしたが、「16日以降の公演につきましては、政府から特別な要請が発令されない限り、上演を再開させていただく予定です」としている。

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2020年3月6日のニュース