王将戦第5局 広瀬勝ちタイトル奪取に王手 第6局へ「しっかり準備して臨みたい」

[ 2020年3月6日 19:39 ]

<第69期王将戦第5局・2日目>対局終了後、笑顔を見せる広瀬八段(撮影・坂田 高浩)
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 渡辺明王将(35)に広瀬章人八段(33)が挑戦する第69期大阪王将杯王将戦7番勝負(主催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社)第5局は5、6両日、大阪市のKKRホテル大阪で指され、広瀬が162手で勝った。

 激しく攻め合い、終盤戦はともに1分将棋となったが、わずかな差で制した。これで3勝2敗とし、タイトル奪取に王手をかけた広瀬は「次局に向けてしっかり準備して臨みたい」とコメント。一方、敗れて崖っぷちに立たされた渡辺は「来週すぐ(第6局が)あるので、最後まで精いっぱい頑張りたい」と逆襲を誓った。

 第6局は13、14両日、佐賀県上峰町の吉野ヶ里温泉ホテルでで行われる。

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