長渕剛 急性腎盂腎炎で緊急入院 20日に救急車で搬送、「絶対安静」の状態

[ 2019年12月23日 18:39 ]

長渕剛
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 歌手の長渕剛(63)が23日、急性腎盂(じんう)腎炎のため都内の大学病院に緊急入院していることを明らかにした。

 この日夜に東京・六本木で予定した主演映画「太陽の家」(権野元監督、来年1月17日公開)のクリスマス上映会を欠席。女性スタッフが「登壇を予定しておりました主演長渕剛さんが欠席となりました。申し訳ございません」と謝罪しながら病状について公表する場内はどよめいた。

 長渕は10月からコンサート会場で映画を先行上映する初の「シネマ&ライブツアー」(10都市17公演)を展開し、今月17日に千葉・幕張で終えた。同スタッフによると、公演終了後に腹部への激痛と発熱が始まり、同20日には「極度の痛みと高熱が発生」し、救急車で搬送。医師の診断によると、現在も「絶対安静の状態」が続いている。この日はイベント出席を望んだが、朝の容態を受けてドクターストップがかかったという。

 長渕は会場にコメントを寄せ、「ああ、残念で仕方ない。そこへ行きたかった。体は病室を出ることを許されなかったけど、心はみんなと同じ場所にあると思っています。今日は映画館まで来てくれて本当にありがとう。みんなの顔を見たかった。そしてスタッフやキャストのみんなとも会いたかった」と悔しい思いを告白。

 「初のシネマ&ライブ17公演完走したよって笑顔で報告したかった。悔しいさでいっぱいだけど、今はしっかり治して新しい年の初日の舞台あいさつには必ず元気な姿を見せます。劇場であいましょう」と約束した。

 上映会には権野監督のほか、飯島直子(51)、山口まゆ(19)、潤浩(8)、広末涼子(39)が出席した。

 飯島は「長渕さんが急病ということで来れなかったんですけど、本当に無理をせず元気になって、しっかり治して1月の公開の日にお会いしたいと思います。頑張って下さい」とエール。権野監督も「今日一番残念な悔しい思いをしているのは長渕さん」と話した。

 長渕にとっては「英二」以来で20年ぶりの映画主演。企画段階から携わり、不器用でおせっかいだが情には厚い大工の棟梁(とうりょう)を演じた。

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