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関西大学野球リーグ

【関西学生野球のキーマン】立命大・森田皓外野手 逆境を力に変えて有終の美

[ 2020年9月2日 05:33 ]

<関西学生野球>立命大・森田皓介
Photo By スポニチ

 レギュラーとして迎える最初で最後のシーズン。森田皓は逆境を力に変え、有終の美を飾るつもりだ。

 「体も小さいですが、ガッツだけは負けない。ミート力には自信があります」

 昨年11月の京産大との練習試合で、野球人生を左右しかねないアクシデントに見舞われた。顔面に死球を受けて脳振とうを起こし、京都市内の病院に緊急搬送。3カ所骨折した左ほおは腫れ上がり、2日後に手術した。「3年のこんな時期にこんなことになって…」。絶望感に支配される中、見舞いに訪れ励ましてくれた仲間の存在が大きな支えとなった。2週間の入院を経て年明けから本格復帰。「最初はめちゃくちゃ怖かったけど、グラウンドに入ったら不安は消さないとだめ」と強い精神力で必死に乗り越えた。学生コーチの勧めで内野手から中学以来となる外野への転向も決断。後藤昇監督から「捕ってからが速い。彼のおかげで左翼の守備が安定した」と信頼を勝ち取った。

 先発出場は2年秋の近大戦2試合のみ。代走や守備固めが中心だったが、今秋は「7番左翼」が有力だ。「(死球が)当たって良かったとは言いませんが、むしろ当たってからの方が(バットの)当たりがいい」。死球の影響で、神経が切れ、触ったときはもちろん、左上の奥歯を磨いたときですら感覚がなかったという。「あれだけの経験をしたのだから、最後にいい経験が待っていると信じています」。昨春以来のリーグ制覇から初の大学日本一へと突き進む。

 ◆森田 皓介(もりた・こうすけ)1998年(平10)11月24日生まれ、大阪府八尾市出身の21歳。中高安小4年から野球を始める。高安中では八尾フレンドに所属。立命館宇治では1年春から主力も甲子園出場なし。立命大では2年春からベンチ入り。1メートル72、72キロ。右投げ右打ち。

 ●立命大予想オーダー● 
(9)桃 谷(1=履正社)
(4)大 杉(4=立命館)
(8)三 宅(4=神港学園)
(5)橋 本(4=龍谷大平安)
(2)栄 枝(4=高知)
(3) 琉 (3=明豊)
(7)森田皓(4=立命館宇治)
(6)福 武(4=東海大甲府)
(1)有 村(4=秀岳館)

 ▼立命大・後藤昇監督 エース有村、捕手の栄枝を中心とした主力に4年生が多いので軸となってやってほしい。4番の橋本と栄枝がここ一番で打てばチームとして機能するし、乗っていける。

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