ロッテ吉井監督 朗希の7回続投は「修行も兼ねていってもらった」 今後は「115球くらいは」

[ 2023年4月28日 22:56 ]

パ・リーグ   ロッテ4―3オリックス ( 2023年4月28日    京セラD )

<オ・ロ>7回2死一、二塁、杉本を三振に仕留め、雄叫びをあげる佐々木朗(撮影・平嶋 理子)
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 ロッテは28日にオリックスと敵地の京セラドームで対戦し、延長10回の末、4―3でオリックスを振り切った。先発した佐々木朗希投手(21)は公式戦では自己最速で日本選手最速タイとなる165キロを4球もマークしたが、7回8安打3失点で降板。勝ち負けはつかず、開幕4連勝はお預けとなったが、朗希の熱投にチームが応え、勝利をもぎとって首位を守った。

 吉井監督は佐々木朗について「調子は悪くは見えなかったが、変化球がいつもより不安定だった。相手の作戦にちょっとはまりましたけど。6回で終わりかなと思ったけど、7回まで粘ってくれて助かりました。あそこは一番キツイところ。上位(打線)に回ってくるところで、そこで(相手の勢いを)静めてほしいので、リリーバーと朗希のへばりかけと、どっちが強いかなと考えた。朗希の修行も兼ねていってもらいました」と語った。

 「これから115くらいまでは伸ばしていきたいなと思っているので、どんどんスタミナついてくるんじゃないかと思います」と方針の一端を明かした。WBCに出場し、侍ジャパンで得た好影響についても「もちろん、先輩たちの勝負に対する執着心ですかね、そういうのを見てて、朗希も絶対負けないぞという気持ちでマウンドに立っているのが本当にじみ出ているし、態度にも出ているので、それは絶対、大きな影響を受けているんじゃないかと思います」と語った。

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