阪神・大山が6回にダメ押し2号「自分のスイングできた」 3回には死球で苦もんも4番の責任感

[ 2023年4月28日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神15ー0巨人 ( 2023年4月27日    甲子園 )

<神・巨>6回1死、大山はソロ本塁打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 「ウル虎」祭りには4番の本塁打が欠かせない。猛攻の中で阪神・大山のバットからも快音が飛び出した。8点差がついていた6回に3番手・鍵谷の145キロ直球を左中間に叩き込んだ。16日のDeNA戦以来の2号はダメ押し弾。大山にとっても今季甲子園初アーチだ。

 「(伊藤)将司がよく投げてくれていたので、1点でも多く取ろうと思っていた。追い込まれていたけど、しっかりと自分のスイングができた」

 3回の打席では右腕に死球を受けていた。珍しく痛がるしぐさを見せ、ベンチで治療を受けたが、4番の責任感で出場を続け本塁打で今季初の先発野手全員安打も成立させた。「死球の方は大丈夫。今日は今日で終わりなんで、また明日に向けて準備するだけ」と次戦の舞台となる神宮遠征を見据えた。

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2023年4月28日のニュース