33歳でメジャーデビューの「オールド・ルーキー」パイレーツのマジ　今度は初スタメンも3打数無安打

ナ・リーグ   パイレーツ6―2ドジャース （ 2023年4月27日    ピッツバーグ ）

パイレーツのマジ（AP）
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　昨季までの13年間をマイナーで過ごし、33歳にしてメジャーデビューを果たしたパイレーツのドリュー・マジ内野手が、今度は「初スタメン」で出場した。

　レギュラー三塁手のヘイズが休養のため、代わって「8番・三塁」で出場。三ゴロ、三邪飛、中飛と3打数無安打で、メジャー「初安打」はお預けとなった。

　マジは前日の8回1死で代打でメジャーデビュー。本拠地の大歓声を浴びた打席は空振り三振だったが、ついに夢をかなえて「人生でこれ以上、幸せな三振はない。これまでで最高の出来事だった」話していた。

　10年年ドラフト15巡目（全体447番目）でパ軍から指名され、マイナーで1154試合に出場してきた苦労人。

　デレク・シェルトン監督は「今日のオーダー表を彼にあげようと呼んだんだ。“君はきのうが最初の打席だった。きょうは最初のスタメンだ”とね。そんな瞬間はいつだって特別だよ」と話した。