大谷劇場で無傷の開幕4連勝!3回完全、4回に乱調5失点も5回以降再び快投 サイクル逃すも今季初3安打

[ 2023年4月28日 08:10 ]

ア・リーグ   エンゼルス8―7アスレチックス ( 2023年4月27日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>6回、ケンプを三邪飛に仕留め引き揚げる大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)が27日(日本時間28日)、本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」でスタメン出場。6回5失点で4勝目を挙げた。打撃では先制の適時二塁打を放つなど今季初の3安打と活躍。サイクル安打は逃したがチームの3連勝に貢献した。

 「投手・大谷」は浮き沈みのある内容に。3回までは毎回の5三振を奪い、打者9人で終えるパーフェクトピッチングを見せていたが、4回に突如崩れた。死球と四球で無死一、三塁と走者を背負うと、3番ルーカ―に右越えの3ランを浴びた。これが今季の初被弾に。その後もピンチは続く。死球を与え、ランゲリアーズにも中越えの2ランを浴び、1イニングで5失点。本拠地での連続無失点イニングは歴代2位の35でストップ。5回は立て直し、打者3人で片付けると、6回も打者4人で抑えた。

 「打者・大谷」は5打数3安打の活躍。初回2死で迎えた第1打席は二塁前へのゴロとなったが、快足を飛ばして内野安打とした。一塁へ到達するまでのタイムは4・02秒。今季の球団最速となった。3回1死一、三塁で迎えた第2打席は左中間を破る先制適時二塁打を放ち、早々にマルチ安打を記録。第3打席は遊ゴロだったが、6回の第4打席に3番手アセベドの初球を強振、右翼手が打球を捕れず三塁打となった。8回の第5打席は中飛に倒れた。

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