楽天・マー君 7回2失点好投も悔やまれる初回…“難敵”おかわりに通算8本塁打目の先制2ラン被弾

[ 2023年4月28日 20:29 ]

パ・リーグ   楽天ー西武 ( 2023年4月28日    ベルーナD )

<西・楽>初回、厳しい表情を浮かべながらベンチに戻る田中将(撮影・白鳥 佳樹)
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 楽天の田中将大投手(34)は28日、西武戦(ベルーナD)に先発登板し、7回2失点の好投も援護がなく今季3勝目はお預けとなった。

 前回登板の日本ハム戦(楽天モバイル)では4回まで無失点投球から一転、5回に一挙7失点と崩れて日米通算2500奪三振を素直に喜べなかった。この日は初回の立ち上がりが悔やまれる投球となった。

 初回に連打で無死一、二塁とされたが、外崎を遊ゴロ併殺打。2死三塁で迎えたのは、これまでの対戦で通算7本塁打と一番多くの本塁打を許している中村。“難敵”に対して投じた初球。少し甘く入った内角高めの真っすぐを完璧に捉えられて左翼席に運ばれる先制の2点本塁打を許した。

 2回以降は毎回安打を許すものの、追加点を許さず。5回にようやくこの試合初めての3者凡退を奪うと、6回も3人で抑えて安定感を取り戻した。7回は2死から三塁打を浴びてピンチとなったが、1番・愛斗を三振に抑えて切り抜けた。

 7回93球を投げ、8安打2失点と好投も、打線が西武先発・今井から7四球をもらいながらも6回まで無安打無得点。7回に2番手・平井からようやく初安打が飛び出すも得点は奪えず援護できなかった。

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2023年4月28日のニュース