ヤクルト山田復帰即「3番・二塁」で左前打「何の違和感もなくスムーズにゲームに入れた」

[ 2023年4月28日 21:59 ]

セ・リーグ   ヤクルト―阪神 ( 2023年4月28日    神宮 )

<ヤ・神>8回、糸原の打球を一塁へジャンピングスローする山田(撮影・岸 良祐)
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 下半身のコンディション不良で離脱していたヤクルト・山田哲人内野手(30)が出場選手登録され即「3番・二塁」で出場。4打数1安打で守備でも軽快な動きを見せた。

 「痛いところもなく、何の違和感もなくスムーズにゲームに入れた。ゲームからちょっと離れていて、ボールとか見えないのかなとか、若干の不安はあったけれど、全くそんなことはなく、むしろけっこう見えていた」

 12日のDeNA戦の走塁時に負傷し、ファームで調整。23日に1軍合流したが、コンディション回復を優先していた背番号1が、スタメンに名を連ねた。

 第1、2打席は凡退したが、6回先頭で迎えた第3打席。左前打を放ちチャンスメーク。8回1死の守備では、二遊間の打球を捕球してランニングスローでアウトにするなど軽快にさばき「自分的にはしっかり動けていますし、しっかりさばけたので良かった」とうなずいた。高津監督も「彼がいるといないとではちょっと違うかなと感じましたね。ちょっとピリッとしました」と存在感を再認識した。

 しかしチームは今季3度目の零敗で今季初の6連敗。主将は「勝ちたいという思いを持ってみんなやっているのは変わりない。一人一人がそういう気持ちを持っていれば、いずれいい方向に行く」とチームを代表して話して球場を後にした。

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