ロッテ佐々木朗希ヒヤリ 左足に打球直撃 続投で163キロ計測も追加点許す

[ 2023年4月28日 19:05 ]

パ・リーグ   ロッテ―オリックス ( 2023年4月28日    京セラD )

<オ・ロ> 4回無死満塁、茶野は佐々木朗を強襲する適時内野安打を放つ(撮影・大森 寛明)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(21)が28日のオリックス戦(京セラドーム)で今季4度目の先発。初回に失点して、開幕からの連続イニング無失点は20で止まった。

 初回先頭の紅林は二飛に打ち取ったが、続く宗に初球の159キロ直球を右中間二塁打される。今季のべ68人目の対戦打者での初長打を許した。続く中川は三ゴロに打ち取ったが、続く森にフォークボールを右翼線へはじき返される二塁打となった。初球から積極的に振ってくるオリックスに先制点を許した。

 4回には1死一、二塁からゴンザレスの打球は完全に打ち取った力ない小飛球となったが、佐々木朗と三塁手の安田の前にポトリと落ちる内野安打。1死満塁のピンチを拡大し、続く茶野の打球は左足首付近にあたる投手強襲安打となって2点目を失った。マウンドに選手が集まったが、そのまま続投。続く紅林に右犠飛で3点目を失った。続投後は163キロも計測したが、ヒヤリとする場面だった。

 今季初のビジター登板も、オリックス戦は過去5勝1敗で、京セラドームに限れば3戦3勝の負けなし。ここまで開幕3戦3勝で、20イニングを投げ自責ゼロの防御率0.00。ロッテ投手の開幕3戦3勝は20年の岩下以来で、チームでシーズン初登板の初回から20イニング以上連続無失点は、11年に上野大樹が7月9日ソフトバンク戦から8月4日の日本ハム戦で24回1/3を抑えて以来12年ぶりだった。

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