アスレチックス・藤浪 メジャー初救援「いい収穫があった」 大谷と対戦で「単打なら仕方ない」

[ 2023年4月28日 02:30 ]

ア・リーグ   アスレチックス3-11エンゼルス ( 2023年4月26日    エンゼルスタジアム )

<エンゼルス・アスレチックス>アスレチックスの藤浪(撮影・会津 智海)
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 救援配置転換後、初登板となったアスレチックス・藤浪は、6回から2番手で登板し2イニングを2安打1失点。自責点は0で3三振を奪う内容に「悪くなかった。いい登板だった」と手応えを口にした。

 6回1死一塁。大谷への初球はこの日最速の99・9マイル(約161キロ)で、「長打を避けたいところ」と自然と力が入った。カウント1―1から99マイル(約159キロ)の直球を外角へ投げたが、左前打された。「世界トップレベルのバッター。単打なら仕方ないところ」と切り替えた。

 味方の失策で1点を失ったが、四球は一つだけ。7回には3つのアウトは全て三振で奪い「リラックスしてストライク先行していければ、ああいうふうになる」と納得の表情。34球でストライクが20球あり「数字以上に感触的には良かった。いい収穫があった」と前向きな言葉が続いた。マーク・コッツェー監督も「グレートジョブ。期待している」と評価した。(笹田幸嗣通信員)

 ▽藤浪VS打者・大谷の全対戦 12年選抜1回戦で対戦し、大谷が2回に右翼に先制ソロ。NPBでは13年5月26日に、日本ハム・大谷が2本の二塁打。阪神・藤浪は7回1失点で勝利投手。大リーグでは4月1日の藤浪のメジャーデビュー戦で対決。大谷は初回はスプリットで一ゴロに抑えられるも、3回無死満塁で左翼フェンス直撃の適時打を放った。

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