巨人・原監督「非常にスリリング」 坂本は「頼もしい限り」も「まあ、しかし、このぐらいは打つよ」

[ 2023年4月28日 22:27 ]

セ・リーグ   巨人5―4広島 ( 2023年4月28日    東京D )

<巨・広>試合後、ファンにあいさつする原監督(左)ら巨人ナイン (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人が広島戦(東京D)に逆転勝ち。15失点零敗という阪神戦(甲子園)の歴史的惨敗から一夜明けた一戦を白星で飾り、前回対戦で今季唯一の同一カード3連敗を喫していた広島から今季初勝利を挙げた。

 試合前まで打率.153と打撃不振に苦しんでいた坂本が逆転3ランなど2本塁打を含む3安打4打点と大暴れ。昨年9月に左肘手術を受け、今季初登板初先発となった5年目左腕・高橋は制球を乱して3回2失点で降板したが、先発して5回59球を投げプロ初勝利したヤクルト戦から中4日で2番手としてリリーフした2番手の5年目左腕・横川が3回無失点でプロ2勝目をマーク。3点リードの9回には守護神・大勢が今季初失点から2点を失い、1点差まで詰め寄られたが、逃げ切った。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――粘られた。逆転勝利。

 「いや、そうですね。非常にまあ、スリリングというかね、やっぱり一つ勝つというのは、非常に難しいことで、えーまあ、上回った、1点上回ったということですね」

 ――坂本は2発。

 「いや、もう、こういうゲームが続くとね、こういう打席が続くとですね、まあ、頼もしい限りですね」

 ――きょうは2番手で中4日で横川。このあたりはプラン通り。

 「もちろん、投げさせる用意のなかでね、ベンチに入れました。まあ、よく流れを変えたかったというかね、そういう意味では非常にいい流れを横川が持ってきてくれたなと思っています」

 ――その横川の後を受けた、直江、田中千の同学年3人はいいピッチング。

 「ねえ、あのう平均年齢が一緒だということですね。非常に、今、伸び盛りの選手だと思います。ここから、プロ野球で生き延びるというかね、非常に大切な部分だと思うので、1日1日、まあ1球1球をね、大事に戦ってもらいたいなと思いますね」

 ――あす、あさってに向けて。

 「いやあ、まあ、あのう、こういうゲームが続くと思いますけど、えー1点上回れるようなそういう試合にしていきたい」

 ――坂本が2本打った。打撃の内容で良くなったところは。

 「まあ、あのう2打席目の、2本目のホームラン。速いボールをね、しっかり打てたというのは非常に良かったと思いますね。まあ、しかし、このぐらいは打つよ」

 ――らしさが戻って来た。

 「ですです」

 ――秋広は。

 「秋広も良い風を吹かせますね。(守備も)ですね。あのう、やっぱりさっきも言ったように、一球一打を大事にね。本当に伸び盛りの選手だと思うんでね。それを願うばかりですね」

 ――丸は代打でヒット。下半身の状態は。

 「だいぶん良くなってきていると思いますね。大事にいたらず、ああいう場面にね、こうピンチヒッターで役割を果たしてくれるというのはね、大きなもので、徐々にまあ、スターティングメンバー、本来のというのも遠くないと思いますね」

 ――大勢はピンチをしのいだ。

 「本当にあのう良薬として、してもらいたいと思いますね。まあ、本人、なにか対策をし、反省をするところはあると思います」

 ――先発の高橋は。

 「なんていうんだろう。まあ、いいところをいうと、だいぶ出力が上がってきている。ただ、まっすぐ一本というピッチャーは世界中でどこにもいないというところじゃないでしょうか。ということは、分かるでしょう?ベース盤を広く使い、そして緩急も使えるというのがやっぱり本来の優貴の姿だと思います。いいところで言えば、非常にあのう、出力は元に戻ってきた」

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月28日のニュース