巨人・大勢 ヒヤヒヤ今季3セーブ目 3点リードで登板も今季初失点から2失点 原監督「反省を」

[ 2023年4月28日 22:37 ]

セ・リーグ   巨人5―4広島 ( 2023年4月28日    東京D )

<巨・広>逃げ切った大勢(左)は笑顔で大城卓と喜び合う(撮影・篠原岳夫)
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 巨人の守護神、大勢投手(23)が広島戦(東京D)で今季7度目のリリーフ登板。今季初失点から一挙2点を失ったが同点は許さず、ヒヤヒヤながら今季3セーブ目をマークした。

 5―2と3点リードで迎えた9回に5番手として登板。先頭の代打・韮沢に右前打されると、1死後、代打・松山に左中間二塁打を許して5―3、続く菊池に左前適時打されて5―4とあっという間に1点差に迫られた。

 さらに野間にも3連打目となる中前打を許し、盗塁も絡んで1死二、三塁という一打同点、そして逆転されるかという大ピンチ。だが、ここで秋山を155キロ直球で空振り三振に仕留めると、マクブルームはフォークボールで空振り三振。最後は3、4番を連続三振に仕留めて1点差で切り抜けた。

 昨季37セーブを挙げてセ・リーグ新人王に輝き、3月の第5回WBCにも出場した大勢は、今季初登板となった2日の中日戦(東京D)で3者凡退に抑えて今季初セーブ。その後はチームの5連敗などで登板機会がなく、中9日となった12日の阪神戦(東京D)では同点の9回に登板して2死満塁のピンチを招くも無失点で切り抜けた。その後は15日の中日戦(バンテリンD)、19日のDeNA戦(佐賀)と2試合連続でセーブ機会ではない4点リードでの登板。22日のヤクルト戦(神宮)で今季2セーブ目を挙げたが、翌23日の同戦も4点リードでの登板でセーブが付かなかった。

 【大勢の今季登板】
4月2日 S中日戦(東京D) 1回0安打1奪三振0失点 MAX157キロ
4月12日 H阪神戦(東京D) 1回0安打3奪三振0失点 MAX157キロ
4月15日 中日戦(バンテリンD) 1回0安打2奪三振0失点 MAX158キロ
4月19日 DeNA戦(佐賀) 1回0安打0奪三振0失点 MAX155キロ
4月22日 Sヤクルト戦(神宮) 1回1安打1奪三振0失点 MAX153キロ
4月23日 ヤクルト戦(神宮) 1回1安打1奪三振0失点 MAX154キロ
4月28日 S広島戦(東京D) 1回4安打2奪三振2失点 MAX156キロ

 ▼原監督 本当にあのう良薬として、してもらいたいと思いますね。まあ、本人、なにか対策をし、反省をするところはあると思います。

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