日本生命 立大出身・山田が逆転呼ぶ適時打「大学では結果を欲しがって…」指名漏れ経て成長実感

[ 2023年4月28日 21:08 ]

社会人野球JABA京都大会   日本生命3―2東芝 ( 2023年4月28日    わかさスタジアム京都 )

 日本生命は、「7番・二塁」で先発した立大出身の新人・山田健太(22)の活躍で逆転勝利を挙げた。

 1―2の6回2死満塁で山田に打席が回った。「直球が速く感じたので何とか食らいつこうと思っていた。バットを短く持って、打つ方向(右方向)を決めました」。カウント2―2から一、二塁間を破る同点打を決めると、直後に勝ち越しの押し出し四球が生まれた。

 逆転勝利で予選リーグを2勝1敗としたものの、予選敗退が決まった。ただし、山田は一発を含む10打数6安打と結果を残した。昨年ドラフト会議で指名漏れを経て「大学時代は結果をほしがって、自分のスイングができていなかった。自分のスイングができれば、結果はついてくる」と冷静さが身についた。

 連日の新人の活躍に梶田茂生監督からは「力まず、うまくミートして、よく打ってくれましたよ」と称えられた。

 ◇山田 健太(やまだ・けんた)2000年(平12)7月19日生まれ、愛知県出身の22歳。小2で野球を始め、千代田中では東海ボーイズに所属。大阪桐蔭では2年春から4季連続で甲子園に出場し、3度の全国制覇に貢献。立大では1年春からリーグ戦に出場し、通算成績は打率・291、9本塁打、38打点。1メートル83、88キロ。右投げ右打ち。

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