あぁヤクルト6連敗…主将・山田が復帰後初安打も今季3度目の零敗 村上は2三振含め3打数無安打と沈黙

[ 2023年4月28日 20:58 ]

セ・リーグ   ヤクルト0―4阪神 ( 2023年4月28日    神宮 )

<ヤ・神>初回1死一塁、捕邪飛に倒れてベンチ戻る山田。右は村上(撮影・北條 貴史)
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 昨年4月9日以来の借金生活となった4位・ヤクルトは28日、本拠で2位・阪神に0―4で敗れ今季初の6連敗。借金も今季ワースト「2」となった。先発の高橋奎二投手(25)が5回7安打3失点で2敗目(2勝)を喫した。

 初回からピリッとしない高橋は、いきなり2死満塁のピンチを迎えると、井上に左前2点適時打、続く坂本にも中前適時打を浴び3点を先制された。その後は追加点こそ与えなかったもの毎回安打を浴びるなど苦しいピッチング。5回106球、打者27人に対し被安打7、奪三振4、与四球5の3失点という内容に終わった。

 打線は下半身のコンディション不良で離脱していた主将の山田が1軍選手登録され、「3番・二塁」として先発出場。6回の第3打席には復帰後初安打となる左前打を放つも、村上ら後続が倒れ無得点。

 5回には1死二、三塁というこの日最大のチャンスで並木がセーフティースクイズを試みるも失敗。“サインミス”があったのか三走の中村が動けないまま1死を与える形となり、続く浜田は中飛に倒れるなど好機を生かせず今季3度目の零敗を喫した。

 不振の続く村上は4打席で3打数無安打1死球に終わり、57打席連続本塁打なしと沈黙。リーグワーストの三振数も2つ増え「37」になった。一方、山田は4打数1安打と復帰後初安打を記録。守備でも軽快な動きを見せていたことが、チームにとって収穫となった。

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