侍J同行・鶴岡慎也氏 ダルビッシュは「教えるのもうまい」 実感したWBCでの出来事

[ 2023年3月27日 12:48 ]

侍ジャパンでブルペン捕手を務めた鶴岡慎也氏
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 侍ジャパンにブルペン捕手として同行した元日本ハムの鶴岡慎也氏(41)が27日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)にリモート出演。世界一奪回を果たした第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返った。

 鶴岡氏は日本ハム時代、ダルビッシュ有(パドレス)と7年間バッテリーを組んだほか、大谷翔平(エンゼルス)の初登板や初勝利でマスクをかぶった。

 「ダルビッシュ・ジャパン」と称されたほど、代表の精神的支柱となったダルビッシュ。ブルペンで受けていた鶴岡氏は「いろいろストレッチとかしているのを見て、状態が上がらないんだろうなというのはわかった。球を受けていても、ちょっと上がってきていないというのは事実だったんですけど、その中でも今できる最大限のピッチングを…いろんな経験がありますので、引き出しを開けてやっていた印象です」と経験値が物を言ったと分析。

 メジャーリーガーで唯一、宮崎合宿から参加し、若手と積極的に交流したことがチームの結束につながったが「韓国戦が初の対外試合だったんですよね。そんなことないじゃないですか。これだけプレッシャーかかる試合が初めてって」と早期合流の影響は様々な意味で少なからずあったようだ。

 一方で「だけど、ちょっとでも早く合流してチームをまとめようという彼の姿勢は素晴らしかった。佐々木朗希投手もスライダーについてたくさんアドバイスもらっていましたけど、昨年11月に強化試合で受けたスライダーとは全く違うスライダーになってましたので、教えるのもうまいんだなって思いました」と感心していた。

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2023年3月27日のニュース