USAトゥディ紙記者が予測「ヤンキースが今季最も期待外れのチームになる」

ヤンキースタジアム
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　USAトゥディ紙のボブ・ナイチンゲール記者が「ヤンキースが今季最も期待外れのチームになる」と予測している。26日（日本時間27日）に報じた。

　6年連続でポストシーズンに進出し、内3度ア・リーグ優勝決定シリーズまで勝ち上がった。しかしながらこのキャンプでは先発投手陣にケガが相次いだ。当初予定された5人のローテーションのメンバーのうち、残っているのはゲリット・コールとネストル・コルテスの2人だけ。カルロス・ロドンは前腕、ルイス・セベリーノは広背筋の痛みで離脱、フランキー・モンタスは先月肩の手術を受け、少なくとも今季前半は投げられない。ア・リーグのあるGMは「ヤンキースはプレーオフに出られないだろう」と話しているという。

　ヤンキースはアーロン・ジャッジやロドンと巨額の契約を結び、米データサイト「スポットラック」によると、今季のサラリー総額は、メッツに次ぐ2位の2億6795万ドル（約350億円）で、世界一奪還を目指している。しかし目算が狂った。

　代わってローテーションに入るのは先発経験5度のクラーク・シュミット、昨季2勝5敗のドミンゴ・ヘルマン、メジャー経験のないジョニー・ブリトになる。ナイチンゲール記者は「もしヤンキースが今季ポストシーズンに出られなかったとしてもショックを受けないで下さい」と断っている。