江川卓氏 投手目線でWBC決勝を考察「ターナーが6番で本塁打を打ってよかった」

[ 2023年3月27日 20:31 ]

江川卓氏
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 江川卓氏(67)が27日、自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。WBC決勝の米国戦を投手目線で考察した。

 先発の今永昇太投手(29)は「ボールがフィットしていた。高めのボールをみんな振っていた。安心して見ていた」と絶賛した。

 2回に今大会初めて6番起用されたトレー・ターナー内野手(29)に先制ソロを浴びた。打順変更が奏功したかと思えたが、江川氏は「6番で本塁打されてよかった」とし、9番にいた方が嫌だったと言い切った。

 ターナーは9番で準々決勝は満塁弾、準決勝は2本塁打と大当たり。好調な打撃を買われ、決勝では打順を9番から6番に上げていた。

 江川氏は「ピッチャーというのは9番には力を抜くが(ターナーなら)抜けないので嫌だ。6番なら打つかもね、と割り切れるが9番に打たれたら割り切れない」と、心理面のダメージが違った先制弾になったと指摘した。

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2023年3月27日のニュース