オープン戦11位終了の三浦DeNA 番長就任3年目で3年連続純国産打線開幕か

[ 2023年3月27日 16:18 ]

DeNA・三浦監督
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 就任3年目を迎えたDeNAの三浦大輔監督が、3年連続で「純国産打線」で開幕を迎える可能性が浮上した。21年はコロナ下による外国人の来日遅れ、22年はソト、オースティンが開幕直前に負傷した。

 今季は31日に阪神3連戦(京セラドーム)で開幕を迎える。相手開幕投手は青柳で、同右腕に対しては宮崎、ソトが対戦成績が思わしくない。

 過去3年間の通算成績は、宮崎が32打数5安打、打率・156で、ソトが23打数3安打、打率・130。

 青柳が先発した昨季10月8日のCS第1S初戦も「宮崎、ソト外し」のスタメンが組まれ、右腕が降板した7回以降に両選手は代打で登場した。

 オープン戦最後となった26日の西武戦は、三塁では新人の林(駒大)、一塁では佐野がスタメン。宮崎、ソトは中盤以降の代打出場となった。この試合前に三浦監督は「実戦は今日で最後なんで、実戦でしかできないことに取り組んでいきます。それもオーダーを見てもらえればいいんですが、かえていきます」と話した。その最終戦で組んだ「純国産打線」に「牧」が加わったものが、開幕戦オーダーの参考例となる。

 昨季2度の右肘手術を行ったオースティンの代役として獲得したアンバギーが、オープン戦打率・162の不調で、26日に2軍調整することが発表された。これにより、さらに国産打線の可能性も高まった。

 25年ぶり日本一を目指しシーズンインする三浦DeNA。戦略的方針も含め、まずは日本人打線で底力を示して、頂点への幕を明けることになりそうだ。

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2023年3月27日のニュース