【センバツ】高知・浜口監督 10年ぶり8強ならずも8回同点劇に「最後タイムリーで意地を見せてくれた」

[ 2023年3月27日 14:20 ]

第95回選抜高校野球大会3回戦   高知4―6専大松戸 ( 2023年3月27日    甲子園 )

<専大松戸・高知>専大松戸に敗れた高知ナイン(撮影・平嶋 理子)
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 2年連続20回目出場の高知が2年ぶり2回目出場の専大松戸(千葉)と対戦。4-6で敗退し、2013年以来10年ぶりの8強入りはならなかった。

 打線は初回、先頭死球と安打から1死一、二塁とすると、盗塁と敵失で先制。なおも2死二塁から5番・門野の左中間前適時二塁打で加点した。2-4となった3回には1死三塁から3番・高塚の二ゴロの間に1点を返した。なおも1点を追う8回には2死二塁に4番・山平の右中間への適時二塁打を放ち同点とした。

 先発右腕の西村真は2回、四球と犠打から1死二塁とすると、6番・広川の右翼への2ランで同点を許した。なおも安打を許すと2年生右腕・平が登板、自身の野選と味方の失策で勝ち越し点を献上。さらに2死三塁から1番・大森の中前適時打で追加点を奪われた。

 5回からは2年生右腕・辻井が登板したが、再び同点で迎えた8回1死一、三塁に1番・太田に中前適時打を浴び勝ち越されると、なおも1死一、二塁でも広川に左翼線適時打を浴び加点を許し降板。その後は2年生右腕・谷口が登板した。

 浜口佳久監督は「先制点を取れて流れは良かった。ただ先発の西村、ホームランを浴びたところ、あのあたりがポイントだった、そのあたりが勝負を分けた」と振り返った。終盤には3番・高塚、4番・山平には「ストレート、しっかり振ってこい」と伝えたとし、「最後、そのタイムリーで意地を見せてくれた」と一時は同点としたナインを称えた。

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