高知・浜口監督“恵みの雨”歓迎 「疲れや投手の調整が不十分なところがあったので」

[ 2023年3月27日 05:20 ]

高知・浜口監督
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 第95回選抜高校野球大会は26日に予定していた3回戦3試合が天候不良のため、27日に順延された。第1試合の開始を2時間遅らせて午前11時に変更したが、天候回復が見込めず今大会2度目の中止。決勝は4月1日で変わらず、準決勝翌日に予定されていた休養日がなくなる。26日に出場予定だった6校は、甲子園の室内練習場で調整した。

 高知は24日の履正社戦から中2日へ延び、浜口佳久監督は「疲れや投手の調整が不十分なところがあったので恵みの雨になった」と歓迎した。

 鳴尾浜臨海公園野球場で練習した前日25日は隣接する阪神2軍本拠地の鳴尾浜にいたOBの阪神・森木から激励された。3回戦で対戦する専大松戸(千葉)の平野大地(3年)は最速151キロを誇り、大会No・1投手の呼び声が高い。西村侑真主将(3年)は森木から「(平野は)いい投手だけど、俺よりは良くないと思うから自信持って行け」と冗談めかしたエールを送られたことを明かした。

 森木からは疲労回復のサプリメントや、OBの阪神・栄枝とともに栄養補助食品「inゼリー」の差し入れもあり、8強入りへ物心両面のサポートを得た。

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