【センバツ】専大松戸 逆転で春夏通じて初の1大会2勝&8強 広川が2ランなど3打点 先発・平野は完投

[ 2023年3月27日 13:31 ]

第95回選抜高校野球大会3回戦   専大松戸6―4高知 ( 2023年3月27日    甲子園 )

<専大松戸・高知>2回1死二塁、専大松戸・広川は右越えに同点の2点本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 2年ぶり2回目出場の専大松戸(千葉)が2年連続20回目出場の高知と対戦。6―4で勝利し、春夏通じて初の甲子園1大会2勝、ベスト8入りを果たした。

 打線は2点を追う2回、四球と犠打から1死二塁とすると、6番・広川の右翼への2ランで同点。なおも1死一塁の8番・平野の打席では野選と敵失で勝ち越しに成功。さらに2死三塁から1番・大森の中前適時打でも加点した。4-4の同点で迎えた8回には先頭安打と犠打、四球などで1死一、三塁に5番・太田の中前適時打で再度勝ち越し。続く広川も左翼線適時打を放ち突き放した。

 先発は22日の初戦・常葉大菊川(静岡)戦で7安打完封勝利を果たした今大会最速のMAX151キロ、今秋のドラフト上位候補にも挙がる右腕・平野。初回、先頭死球と安打から1死一、二塁とすると、盗塁と味方の失策で先制を許した。なおも2死二塁から5番・門野の左中間への適時二塁打で2点目を失った。逆転に成功した3回には1死三塁から3番・高塚の二ゴロの間に1点を失った。その後は7回まで無失点も、8回2死二塁に4番・山平に右中間への適時二塁打を浴び同点を許したが再び味方が勝ち越した9回を締め、7安打、9三振、3四死球、134球で2試合連続の完投勝利を挙げてみせた。

 高知は初回に先制、8回には同点の粘りを見せたが、2013年以来10年ぶりの8強入りはならなかった。

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