海星・加藤監督が相手エースに脱帽「そろそろ仕留めたいなと思っていたが、それでも尻上がりに来るので」

[ 2023年3月27日 19:13 ]

第95回選抜高校野球大会3回戦   海星2―3広陵 ( 2023年3月27日    甲子園 )

<広陵・海星> 敗戦に肩を落とす海星ナイン(撮影・大森 寛明)
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 海星は2回に相手の失策と9番投手の吉田翔投手(3年)の左前適時打で2点を先制した。その後も5回まで毎回走者を出すなど、チャンスをつくった。相手エースの高尾響(2年)相手に「1イニングで20球ぐらいを投げさせる」という思惑通りに進んだが、尻上がりに調子を上げた高尾の前に7回から9回までで6三振を喫するなど、あと一本が出なかった。

 加藤慶二監督は「5回で100球ぐらい。「そろそろ仕留めたいなと思っていたが、それでも尻上がりに来るので。彼の潜在能力の凄さですよね。出来すぎなくらい苦しめていたので、それで倒れないのは凄いと思います。彼が」と脱帽した。

 4回1死二、三塁のチャンスを生かせなかったことには「僕の采配ミス。例えばスクイズにしても何にしても仕掛けられなかったのが…」と反省した。

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