アクーニャはヤンキース戦で3打数2安打1盗塁2得点 「100%!」でベネズエラ代表に合流

[ 2023年3月6日 09:34 ]

ブレーブスのロナルド・アクーニャ(AP)
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 ブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)が5日(日本時間6日)のヤンキース戦に「1番・右翼」で先発出場。二塁打を含む3打数2安打の活躍で好調を維持、明日(6日)からワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のベネズエラ代表に合流する。大リーグ公式サイトが報じた。

 相手投手はオフに1億6200万ドルの契約をした左腕カルロス・ロドン。第1打席は三塁内野安打で出塁すると、すかさず盗塁を決め、次打者マット・オルソンの本塁打で生還。第2打席は3回の先頭打者、初球真ん中直球をレフト左に痛打し、快足を飛ばして二塁へ。続くオルソンの中前打で再びホームを踏んだ。6回の守備から交代した。去年に比べて今年は良い感じなのかと聞かれると、笑顔で「100%!」と答えた。

 アクーニャは21年シーズン途中にひざの手術を受け、ブレーブスがワールドシリーズに進出し世界一に輝いたのにプレーできなかった。22年は復帰したが、不安を抱えたままで、出場は119試合にとどまり、打率・266、15本塁打。連戦が続くと足を引きずる姿が見られた。ゆえに今回のWBC出場は難しいとされていたが、オフの間に膝の状態が著しく回復、パワーもスピードも甦った。球団は2月に入って出場許可を出している。オープン戦の成績はここまで14打数6安打、打率・429、出塁率・500、5得点と好調だ。WBCでベネズエラは「死の組」と呼ばれるプールDに属する。ドミニカ、プエルトリコなど強豪がひしめき、勝ち上がるのは簡単ではない。だがアクーニャは「素晴らしい経験になる。たくさんのスーパースター達との対決が待っている」と腕ぶす。アクーニャは特にドミニカ代表のフアン・ソト、プエルトリコのフランシスコ・リンドアと仲が良く、彼らとの戦いを楽しみにしている。

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2023年3月6日のニュース