韓国も大谷に興味津々 プールB最大のライバル メディア“居残り”侍視察

[ 2023年3月6日 05:05 ]

キャッチボールする大谷(撮影・尾崎 有希)
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 プールBの最大のライバル・韓国代表が、侍ジャパンへの警戒感を強めた。

 この日、侍ジャパンの前に同じ大阪市内の練習施設で本大会に向けた調整。李強喆(イガンチョル)監督は「日本のピッチャーはいい投手が多い」と分析。6日のオリックス、7日の阪神との強化試合(ともに京セラドーム)に向けて「そういう投手と対戦して(状態を)チェックしたい」と10日の対戦へ向け、日本投手陣との対戦をイメージして迎える意向を示した。

 今年1月に韓国メディアのインタビューで大谷に対し「投げるところがなければ、痛くないところにぶつけようかな」などといった“故意死球発言”が一部で波紋を呼んだ守護神候補の高祐錫(コウソク)は、侍ジャパンへの言及は避けたが「WBC球はみんなきちんと対応してきている」などと話し、21年の東京五輪準決勝で3失点し、敗戦投手となった雪辱を誓った。

 韓国代表の練習にはKBSニュースやMBCニュースなど主要テレビ局をはじめとした50人を超える韓国メディアが集結。韓国の練習後も、そのまま残って侍ジャパンの練習も注視した。エドマン(カージナルス)や金河成(パドレス)らメジャー組も名を連ねる自国代表だけではなく、大谷への注目度は高い。ある韓国人記者は日本の報道陣に英語で「大谷は名古屋からチャーター機で大阪に来るのか?今日は練習する?」と質問するなど、動向に興味津々だった。(阪井 日向)

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