大谷翔平「僕自身の調整は今のところ順調」日本中に衝撃与えた2打席連発 ファンに感謝「力になっている」

[ 2023年3月6日 21:30 ]

侍ジャパン強化試合   日本代表8-1阪神 ( 2023年3月6日    京セラD )

強化試合<神・侍>5回、この日2本目の3ランを放つ大谷(撮影・尾崎 有希)
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 3月9日開幕の第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一奪回を目指す野球日本代表「侍ジャパン」は6日、京セラDで行われた強化試合で阪神に快勝した。この日からメジャー組の実戦出場が可能となり、日本での試合が1974日ぶりとなった大谷翔平投手(28)は「3番・DH」で先発出場し、2打席連続3点本塁打を放つなど3打数2安打6打点だった。

 日本中に衝撃を与える2発を放った大谷は試合後のヒーローインタビューで「今日初めてのゲームだったんですけど、いい雰囲気で全員が戦えている。ダルビッシュさんを始め、素晴らしい選手が集まってくれているのでチーム一丸で頑張りたいと思います」と振り返った。

 侍1号となった第2打席については「1打席目はちょっと反応が悪いかなと思ってたんですけど、何とか2打席目は修正しながらいい打席だと思う。才木投手も素晴らしいボールを投げてきてたので何とか負けないように。2ストライクからでしたけど、いい角度で振ることができた」と手ごたえを口にした。

 2打席連発となった第3打席については「フルカウントだったのでシンプルに甘い球を打とうと。結果的にいい打席だった。ちょっと詰まりましたけど、力で何とか運べて良かった」とメジャー級のパワーを見せつけた。

 また、同じく“メジャー組”のヌートバーが初回の初打席でいきなり中前打を放ったことに「勢いづけてくれた」と頼もしい存在だと口にした。

 球場の大声援には「力になっている」と感謝。本番まで残り3日。「「僕自身の調整は今のところ順調。後はチーム全員で調子をもっともっと上げていって、いいチームで初戦を迎えられたら十分に上を狙える」と見据えた。

 第1打席は空振り三振に倒れたものの、第2打席では阪神先発・才木のフォークに体勢を崩されて左膝をつきながらも右手一本でバックスクリーンに運ぶ驚愕の3点本塁打。続く第3打席ではバットを折りながらもバックスクリーン右に運ぶ3点本塁打で規格外の打撃を披露した。

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