12日「トラウト対サンドバル」のWBCエンゼルス・ガチ対決はネット裏観戦、ネビン監督明かす

[ 2023年3月6日 11:21 ]

エンゼルスのサンドバル(AP)
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 エンゼルスのパトリック・サンドバル投手(26)が5日(日本時間6日)のレッズ戦で3回を投げ、2安打1失点、6奪三振の好投を見せた。初回立ち上がりは内野安打と二塁打で先制点を許したが、その後は空振り三振、遊ゴロ、空振り三振。2回も三ゴロの後、2連続空振り三振。3回も見逃し三振、一ゴロ、空振り三振だった。次の登板はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、3月12日メキシコ代表として、米国代表相手に投げる。

 サンドバルは大リーグ公式サイトの取材に「たぶん今までで最も偉大なラインナップ。すごいチャレンジだし興奮している」と話している。特に米国代表のキャプテンで、チームメートのマイク・トラウトにリベンジしたいと意気込む。実は先日、実戦形式の投球練習で対戦した時に、トラウトにレフトに本塁打を打たれただけでなく、冗談でバットを派手に放り投げられた。「願わくば、次は違う結果になれば。前回はバットを放り投げられたから、今回はこっちがグラブでも放り投げ返そうかな」と笑っている。

 エ軍のフィル・ネビン監督もこの対決がすごく楽しみだと言う。米国対メキシコ戦はフェニックスでのナイトゲーム。その日のエンゼルスの試合はデーゲームだから見に行くことが可能。「ちょうどチケットが手に入った、バックネット裏の最前列。ファンとして見に行く」と明かしている。メキシコ代表には他にもメジャーの一流投手がいる。第1戦のコロンビア戦はドジャースの左腕フリオ・ウリアスが先発、第2戦がサンドバルで、第3戦以降はアストロズのホセ・アーキーディ、フィリーズのタイワン・ウォーカーらが投げる予定。監督はエンゼルスの内野守備コーチ、ベンジー・ギルだが、「重要な米国戦を任せてくれて自信になる」とサンドバル。チームが勝ち進めば、その次はマイアミで、WBC準決勝での登板となる。

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2023年3月6日のニュース