Hondaの2メートル左腕今西、社会人デビューで―1イニング3三振奪取　スポニチ大会

スポニチ創刊75周年記念JABA東京スポニチ大会第1日　C組   Honda（1勝）13―1ジェイプロジェクト（1敗） （ 2023年3月6日    大田 ）

＜Honda・ジェイプロジェクト＞2番手として登板したHonda・今西（撮影・河野　光希）
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　Hondaの2メートル左腕・今西拓弥投手（24＝早大）が社会人デビュー戦で快投を演じた。6回から2番手で登場すると2者連続三振斬り。2死後、死球を与えたが、次打者を見逃し三振に片付け、危なげなくマウンドを降りた。

　「ようやく第1歩を切れた。2年間チームの役に立てていなかったので、今年ダメなら僕の野球人生も終わりだと思っていますから」。東京六大学時代は長身左腕として話題を呼び、新天地でも飛躍が期待された。しかし21年夏に鼠径（そけい）ヘルニアを患い、全治まで約半年間を棒に振った。昨季も調子は上がらずじまい。今春にかつてのフォームがよみがえり、スポニチ大会登板の機会が巡ってきた。

　「迷惑を掛けたけど、今年こそチームに貢献したい」。今西が前を見据えた。