【スポニチ大会】NTT西日本のルーキー左腕・伊原が好リリーフ　デビュー戦で社会人初白星

スポニチ創刊75周年記念JABA東京スポニチ大会第1日・C組   NTT西日本5―4三菱重工East （ 2023年3月6日 ）

＜三菱重工East・NTT西日本＞3番手として登板したNTT西日本・伊原（撮影・河野　光希）
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　ルーキー左腕・伊原陵人（22＝大商大）がチームを救った。4点リードの5回に2点を奪われ、なお2死二塁で登板。4番に適時打されたが1点差で耐えると、8回2死まで無失点に抑えて勝利投手となった。

　「どの場面でもいけるように準備していました。走者を出してからどう抑えるかがカギ」

　1メートル70、75キロと体格こそ恵まれなかったが、強気の内角攻めも披露して3奪三振。大商大4年秋にプロ志望届を提出も吉報は届かなかったが、最高の社会人デビューに「野球は体格でやるものじゃない」と言葉に力を込めた。

　スポニチ大会初戦を1点差で制した河本泰浩監督（40）も「チームとしていい出足が切れた。伊原は新人ながら堂々と投げてくれた」と目を細めていた。